<   2007年 03月 ( 8 )   > この月の画像一覧
英国タトゥー雑誌、Skin Deepに掲載されました
 もうひとつお知らせです。

3月末にイギリスで発売となるタトゥー雑誌、
SKIN DEEP

大阪特集の中でAl-Haut・椋妃の記事が掲載されます。


本当に恐縮する思いでいっぱいなのですが、
実は、その号の表紙を飾らせていただいています。

表紙のみWEBサイトにアップされています。

次号のお知らせhttp://www.skindeep.co.uk/next_issue.htm


まったく予期せぬ出来事で、私自身本当に驚いていますが
(2日前にしらされたのでした)
表紙にしていただき、とても嬉しく思っています。

ご興味を持たれた方はぜひお読みください。


発売後2,3週間してから日本に入ってくるということです。

洋書を取り扱う書店に行けば入手できます。


どうぞよろしくお願いします。


こちらでも、雑誌を手に入れましたら
PDFファイルで閲覧できるようにしたいと思います。




By 椋妃

Tattoo Art Works Al-Haut
http://www.al-haut.com/
by alhaut | 2007-03-29 11:45 | Tattoo(タトゥー作品)
Edu Peony(牡丹) Tattooその後とお知らせ
  先月2月4日、大阪公演後にタトゥーを彫りに来られたEduさん。

日本公演後、ヨーロッパ公演を3月11日に終えられ、
母国ブラジルへお帰りになり、その後テレビ番組に出演しました。

その映像がYou Tubeに上がっています。

番組でアコースティックライブをやっています。
Eduさんの牡丹のタトゥーと一緒の姿を見ることができます。


You Tube
Angra - TV Gazeta Parte04

映像は合計4つ上がっていますので、ご興味をお持ちの方はご覧ください。

また、こちらのサイトでは、
ヨーロッパツアーでのフランス公演の写真が閲覧できます。
カッコいいライブ写真ばかりで、タトゥーも綺麗に写っています。

LIVE-PICS(要フラッシュプレーヤー)



先日、ご本人からメールをいただきました。
大変タトゥーを気に入っているご様子でした。


帰国してすぐのテレビに
登場してるEduさんを見たら腕にタトゥーがあった!

というのはかなりのインパクトを地元ブラジルのファンに与えたそうです。


タトゥーにずいぶんと興味を持ってるらしく
Eduさんを見つけたファンみんな、

「Edu,タトゥーを見せてください!」

と、言ってくるそうです。


そのファンの反応に

「 I'm very proud (誇りに思う)」

と Eduさんが喜んでいました。

その喜びがメールを通じてすごく伝わってきたので、
私自身もあらためて、本当にいいお仕事ができたなと嬉しく思っています。

タトゥーのその後の経過を直接見ることができないので
至近距離ではないのですが、映像でもその後を見ることができてよかったです。





☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



ここでひとつお知らせがあります。


もし、Eduさんと同じタトゥーを彫りたいとお思いの
ANGRA、Eduファンの方がいらっしゃいましたら
ぜひお問い合わせください。

同じタトゥーを彫ることについてご本人から了解をいただきました。



先日、私はEduさんにファンの子が
同じタトゥーを彫りたいとオーダーしてきた時の対応に
ついてお尋ねしました。


Eduさんの牡丹のデザインをそのまま彫っていいのか、
もしくは まったく一緒にせずどこか違うように手を加えアレンジした
デザインにしたほうがいいのか、
どちらがEduさんにとってベストなのかお尋ねしました。


タトゥーを彫ったことのある方なら、
みなさまおわかりだと思いますが、
タトゥーは、みなさんそれぞれの思いを持って彫るものですから、
自分のデザインが世界で唯ひとつ、
ということに大きな価値をもたれる方もいらっしゃいます。


Eduさんはアーティストなので、大勢のEduファンがいます。
その中の、一部のファンの方は同じものを
彫りたいとお考えになるかもしれません。

そのファンの方のお気持ちに沿うことも大切ですが、
タトゥーを彫った一個人としては、
そのタトゥーに深い思い入れがあるでしょうから、
そのことについて、どのような意志をお持ちなのか確認をとるまでは
同じものを彫るということはすべきではないと私は考えていましたので
お尋ねすることにしました。


お返事は、

「もちろん大歓迎!
気にせず同じものを彫ってくれ。むしろファンがそうしてくれたら、
それは本当に嬉しいし、誇りに思うことだ」


と返ってきました。


EduさんやEduさんの歌声に憧れて同じものが彫りたいという人には
嬉しいお話ではないでしょうか。

Eduさん本人から了解をいただきましたので、ご興味をお持ちの方は
お気軽にお問い合わせください。



By 椋妃

Tattoo Art Works Al-Haut
http://www.al-haut.com/
by alhaut | 2007-03-29 11:25 | Edu(ALMAH/)タトゥー
Al-Haut 5周年パーティ 3
 07年2月25日、Al-Hautスタジオオープン5周年記念パーティをおこないました。

また、パーティの模様を今月のタトゥーバーストで記事にしていただきました。
こちらがパーティの記事です。PDFファイルで閲覧可能です。


b0087085_1073533.jpg

 01年7月19日、アメリカ村に現在のスタジオを
オープンしてから早いもので
5年と半年という月日がたちました。

これまでの間、本当にたくさんのお客さまに
タトゥーを施術することができました。



タトゥーを通じて、
お客さま一人一人と大切な出会いをし、
施術によってそれぞれの想いや記憶というものを
お客さまの心と身体に強く刻みこむ作業をさせていただきました。


お客さまだけでなく私自身もお客さまを通じて
たくさんのことを感じ、経験し、学ぶことができました。

本当にたくさんの方にお仕事をさせていただき、5年目ということもあり
お客さまへの日ごろの感謝と、自分自身の節目として5周年のパーティを開くことにしました。



b0087085_10392721.jpg


パーティは60名のお客さんやお世話になった方々に
ご出席いただいて和やかでワイワイとした
パーティとなりました。


またパーティが、タトゥーという同じ価値観を共有できる空間となったことで
お客さま同士も打ち解けることができ、新しい人と人との輪も生まれる場ともなったようで
とても嬉しく思っています。



パーティは、4名のお客さまにアシスタントとしてお手伝いいただきました。
彼女たちのサポートのおかげで、パーティは滞りなく進行して
本当に素敵なパーティになりました。

b0087085_10281136.jpg


写真:アシスタント役のお客さまたち




パーティの準備、運営、補助などなど、彼女たちの助けのおかげで
私はお越しくださったお客さまのおもてなしに専念できました。

ひとりでは到底運営することはできませんでした。
お手伝いいただいたお客さまに、とても感謝しています。
ありがとうございました。





By 椋妃

Tattoo Art Works Al-Haut
http://www.al-haut.com/
by alhaut | 2007-03-25 10:56 | Events(イベント)
Al-Haut 5周年パーティ 2
みなさん、こんばんは。

先日25日のパーティにご参加くださった皆さま
ありがとうございました。

今日、パーティのお写真データーをいただきました。
これからレポートにしてあげていこうと思いますので
お待ちくださいませ。

それと、本日発売のタトゥーバーストで
パーティのことを記事にしていただきました。
こちらもご覧くださいませ。



それでは今後ともよろしくお願いします。



By 椋妃

Tattoo Art Works Al-Haut
http://www.al-haut.com/
by alhaut | 2007-03-17 00:15 | Events(イベント)
Al-Haut 5周年パーティ 1
 2007年2月25日(日)、東心斎橋の
フレンチレストラン i-diletto(アイディレット) で、
Al-Haut スタジオオープン5周年記念のパーティを開きました。

b0087085_19163213.jpg
お祝いのお花やプレゼントをいただきました。
持ち帰ったお花でスタジオはいっぱいになりました。
食べ物のほうはみんなで平らげたので(笑)
写真がありません。。。

b0087085_19165677.jpg
b0087085_19201584.jpg

b0087085_1921443.jpg










b0087085_1433223.jpg

椋妃が過去に手がけたお客様方、60名の方が
お集まりになり5周年のお祝いをしてくださいました。





b0087085_14375810.jpg



ビュッフェ形式の立食パーティで、
美味しいお酒とお料理を楽しんでいただきました。



パーティでは、昨年製作したPV
Al-Haut Promotional Video ”PHASE”の上映をし、
皆さまとの歓談の合間に、お客様のタトゥーを解説形式でご紹介する
タトゥーレクチャーという企画をやりました。
b0087085_19314770.jpg





一方、個室を利用して撮影ブースをつくり、PV製作や
いつも撮影会でお世話になっている写真家のRyusyoさんに
お客様とタトゥーの写真撮影をしてもらいました。



今日はひとまずのレポートとして、
たくさんの綺麗な写真やスナップ写真が手元に届いたら
改めてレポートの続きをしたいと思います。

b0087085_1437362.jpg



今回のパーティでは、4人のお客様にスタッフさんとして
お手伝いいただきました。


b0087085_10485332.jpg


会場の準備、受付、運営など、おかげさまで本当にうまく進みました。

b0087085_10493771.jpg









パーティ終了後、スタッフさんたちの記念撮影をしました。
レストランの個室は撮影ブースに大変身していました。


b0087085_10574980.jpg






ささやかなパーティでしたが大成功でした。
本当に和やかで楽しい時間を
お客様と一緒に過ごすことができました。





たくさんの綺麗な写真やスナップ写真が手元に届いたら
改めてレポートの続きをしたいと思います。




パーティ終了後は、お手伝いいただいたお客さんといっしょに
ささやかな打ち上げをしました。
ニックネーム向日葵さんが遠方から来られていたので
それにあわせて、私のお気に入りのカフェでケーキとお茶のささやかな打ち上げ。


b0087085_14565612.jpg


お集まりいただいた皆さまありがとうございました。
お手伝いいただいた皆さん、お疲れ様でした。




By 椋妃

Tattoo Art Works Al-Haut
http://www.al-haut.com/
by alhaut | 2007-03-03 14:58 | Events(イベント)
Edu Tattoo レポート まとめ③
~~2月12日,13日東京~~

今回、東京に行く予定を組んでいたおかげで、
施術後のタトゥーの経過を見ることができました。

b0087085_9314154.jpg個人的にも、公演をちゃんと見ることが
できたのでよかったです。






公演後、バックステージへ通していただきました。

撤収作業で慌しい中でしたが、今回施術に立ち会われた
ツアーマネージャーのAndre(アンドレ)さん、
キーボード奏者のFabio(ファビオ)さん、
b0087085_953015.jpg大阪滞在初日、始めからタトゥー施術のいきさつを
ご覧になっていたドラマーのAquiles (アキレス)さんに
お別れのご挨拶をしました。

残念ながらローディのロドリコさんとは
多忙でご挨拶できませんでした。。。




「本当にグレイトなタトゥーを、俺たちのシンガーにどうもありがとう。」
と、Aquilesさんがとても優しい面持ちで言ってくださいました。


その言葉に初めてお会いした日のことが、すっと頭をよぎり
胸にぐっときてしまいました。



b0087085_107141.jpg

(写真は、CoolなポーズのAndreさん)









今回Eduさんへのタトゥー施術がきっかけで
本当に外野の外野からですが、ANGRAのツアーを垣間見させていただきました。

ツアーというものが、いかに綿密な時間管理の元で
スケジューリングされていて、またどれだけ大勢の方の
支えによって成り立っているのかということを知ることができました。

b0087085_10365274.jpg







この期間はまるで旅人をウェルカムしたような、まさに一期一会の出会いでした。

その一瞬一瞬の出会いの中に、それぞれドラマや思いがあって
それがどんどん心に積み重なっていく。

その時間には戻れないけど、その時間を過ごすことができたから
明日へつながる新しい生活をまた始めることできる。

お仕事を通しての出来事でしたが、お仕事だけに止まらない
人の心の優しさに触れる、心が豊かになる時間を持つことができました。


Eduさんはこの一期一会の時をタトゥーと共に肌に残されたんだろうと思います。


思いや記憶を肌と心にしっかりと留めておくもの、
それがタトゥーのひとつの側面であり価値感です。
みなさんそれぞれに同様の思い考えを持って施術を受けに来られます。
私はその思いを受けて応えるという責任重大なお仕事をしています。

私にとって、その点を改めて感じさせられることになる出来事でした。

今回本当にお仕事をすることになりよかったです。
タトゥーの提供だけでなく、私自身もたくさん学ぶこと感じることがあり
とても勉強になりました。


Edu,ANGRAの関係者様、この出来事がきっかけで出会った皆さま、
本当にありがとうございました。


By 椋妃

Tattoo Art Works Al-Haut
http://www.al-haut.com/
by alhaut | 2007-03-03 11:23 | Edu(ALMAH/)タトゥー
Edu Tattoo レポート まとめ②
引き続きレポートまとめです。

(写真Edu Falaschi Oficial 日本語サイト管理人様よりいただきました)

b0087085_22251251.jpg


~~アフタ-ケア~~


タトゥー施術後は、アフターケアをしなくてはなりません。

通常のお客さんの施術でしたら、いつでもお時間の良いときに
スタジオにお越しいただきてタトゥーの仕上がり、肌への定着具合を
チェックさせていただいて、必要であれば、色足し(Touch up)の処置をします。

同じ場所にいれば、アフターケアというのはいつでもお気軽にできるものです。

そんなお気軽なアフターケアも、期間限定で日本滞在をし、
次来るのは数年後というとても長いスパンですと
お気軽に仕上がりチェックができません。

日本公演が終了してしまったら、次にお会いできるのは
いつになるのかわかりませんので、
日本滞在中にできる限りのケアがしたいなと思っていました。


それで、関係者の方にお助けいただきながら、
ツアー日程の時々にEduさんとコンタクトをとり、
タトゥーの傷の治癒状態などの経過を教えていただいていました。


オフィシャルにアップされた写真を見ても、肌の治り具合がいい感じに見えたし
お電話でお話をお聞きしても、経過は良好そうなご様子でした。
後は、実際にこの目で確かめるだけでした。


タトゥーを彫った直後よりも、その後の経過肌の定着具合を見て
ようやく一仕事を終えた気分になります。

今回も同様に、見させていただいて、タトゥーの経過だけでなく、
嬉しそうにお話しするご様子から
ご本人もご満足されていると感じ、お仕事完了と一区切りしました。





~~Tattoo~~

ツアーマネージャーさんの計らいで最終公演を見ることができました。
(写真ANGRA Official siteから転載させていただきました)

b0087085_22461190.jpg


今回は、ANGRA結成15周年ということで、
とても大きな節目を感じさせるツアーでした。


ところで、写真のフラッグは
ファンの方が投げ入れられたもので、
ステージに投げ込まれた瞬間に、
記念になる素敵なプレゼントだなと、感心していたのですが、
あとで聞いてみると、今回のことを通じて出会った
ファンの方が作られたものでした。

こちらは、製作者ご本人からいただいた写真です。
b0087085_22443461.jpg



とても大切なツアー、本当にタイトで多忙な
最中でEduさんはタトゥー施術をご希望になりました。

ハードスケジュールの中でのハードスケジュール。
本当に集中した時間で、施術を完了させました。


「このタトゥーを見たら、今回の日本ツアーを必ず思い出すよ。」

と施術後、Eduさんはおっしゃいました。


タトゥーを肌に彫る、それは一生消えないアートです。
お手軽に彫れるものではなく、深い思い入れがなければできないものです。

彫る人みなそれぞれに彫る動機を持ち、深い思い入れによって
肌に彫ったタトゥーは支えられています。

そういう意志を持ってタトゥーを彫りたいと思う人の
心の後押しを施術を通してするのが私の仕事だと感じています。

今回もそういうお仕事ができたと思っています。



~~ The king of flowers~~


日本的な花を彫りたいとお話をお聞きしたときに
すぐさま思いついたのが、牡丹の花でした。

牡丹の花は日本の花というよりも、原産は中国だから
東洋の花というのが適しているかもしれません。
中国から渡来したのは奈良時代、その後日本独自の改良が
加えられるのですが、古くから多くの人に愛でられた美しい花でした。


牡丹は、中国ではその美しい姿から「百花の王」と呼ばれ讃えられてきました。
また「富貴の花」との別名もあり、その昔は高貴な上流階級の人が
観賞する花でした。


そういう優雅な気品あるイメージと、Eduさんのイメージが
お話を聞いてすぐに結びついてしまいました。

男性で花だけのタトゥーが似合う人というのもそう多くありませんが
Eduさんはその数少ない花の似合う男性ですね。


「百花の王」であり「富貴の花」、あでやかな牡丹の姿と
Eduさんのヴォーカルスタイルはとてもマッチしたものだと思い提案しましたが
ライブを見てその提案は間違いなかったと感じました。




By 椋妃

Tattoo Art Works Al-Haut
http://www.al-haut.com/
by alhaut | 2007-03-03 01:40 | Edu(ALMAH/)タトゥー
Edu Tattoo レポート まとめ①
 Edu Tattooレポのまとめです。
私自身のことを中心に書いてあります



~~2月3日4日 大阪~~

ANGRA来日公演中、大阪滞在期間の2月3,4日の間で
Eduさんにタトゥー施術をすることになりました。 

施術の模様は以下の日記の通りで、
限られた時間の中で、綿密に打ち合わせをして施術しました。

スケジュールは本当にタイトでした。
振り返ると、すごい集中力をもって、すべてのことをこなしていた印象です。

日常の私自身の施術の仕事もあったので
お仕事とも折り合いをつけつつ、上手く時間配分をしながら
デザインのご相談、準備、タトゥー施術完了しました。

そのため、ライブは最初から見れませんでしたが
お仕事となった瞬間に、ANGRAのファンという立場ではなくなってしまったので
それは、見れなくて仕方がないとあきらめました。



デザインの最終確認後スタジオに戻り、準備開始。
予想通り、ライブには間に合いませんでした
ちなみにチケットは3組。。。(T_T)


ラスト30分位を、会場の後ろのほうから見ました。
が、完全にお仕事モードでのライブ観戦。

目がEduさんの二の腕ばかり追うのです(笑)

ANGRAの往年の名曲「NOTHING TO SAY」の演奏、
本来なら共に熱唱のはずですが、Eduさんの二の腕、もしくは全体的な姿しか
目が捕らえてなくて、Eduさんの動作に合わせて動く腕の動きを見ながら
決定したデザインをどのように彫っていこうかな、
そういうことを考えながらライブを見ていました。

なので、ライブ自体は記憶がありません。

ファン心理としては貴重なライブを逃して、すごく残念。
でも、本当の心境としては、その後に控えたお仕事のことしか考えていませんでした。



この施術には、大変重要な条件がありました。
それは、「1回の施術で、必ず完成させること」です。

タトゥーを彫りたいとお聞きし、大阪滞在中に彫る方向で話をまとめていくのですが
ご本人もツアーマネージャーさんも一番ご心配だったのが
「時間内の完成」でした。

初めて知りましたが、ツアーというのは公演と移動それだけで成り立っていて
時々お休みがある程度、本当に時間が限られています。


「綺麗で、ソフトで、繊細なタッチで、日本の花を彫る」
「小さいサイズではなく、二の腕にできるだけ大きく、時間の許す限り
可能な範囲で大きく彫りたい」
というEduさんのご要望がありました。



タトゥーを彫るのに使える時間は、公演後の時間しかありませんでした。
その時間内で、Eduさんのご希望を満たすタトゥーを施術しなければなりません。
それは、タトゥーを彫った方ならおわかりだと思いますが、
痛みを長時間耐えるわけですから、相当に体力と根気を必要とします。



時間内の完成のためには、彫る側は時間内の施術をするのは当然ですが、
彫られる側もその時間を耐えないといけません。

完成は、共同作業となります。
どちらかがギブアップしては、完成できないのです。

この施術に関しては、ギブアップという選択肢は端からなくて
彫る以上は必ず完成という選択肢のみです。



タトゥー施術は、体力を消耗させる行為になるので
施術前はできるだけ体調を万全にしておくのが良いです。

鍼灸師の方からもお聞きし、自分自身でも体験済みですが、
体力が万全でないと痛みのツボがいつも以上に敏感になり痛いんですね。

それはそのままタトゥーにもいえることで、コンディションの違いで、
タトゥー施術の痛みは相当変わってしまいます。



長時間、広範囲の施術ですから、できるだけスムーズに施術できるように
基本的に体に負担をかけるものですが、それを少しでも減らして
良いコンディションで施術できることを念頭において準備をしました。

それらを踏まえた上で、私のできる最大のサービスは、
できるだけ早く、1分でも1秒でも早く完成させることでした。

これは、長時間の施術を依頼されるお客様すべてに当てはまる事柄です。



実際の施術工程などは、ここでは割愛させていただきますが
施術の時間は、下準備、休憩などを含めて約6時間半という長時間のものになりました。


この施術の後、福岡公演に向けてご出発されました。

鏡を見て、満足そうにしているEduさんの姿が印象的でした。



施術を通して、一番驚かされたこと
それは、尋常じゃないEduさんの体力です。
非常にクールに施術を受けられていました。

来日して間がなく、公演の後、コンディションは大変キツイものじゃないかと思われますが
本当にケロッとというのか、クールでした。
それから、そのまま公演をこなされた。


すごいですね。
私が、はじめに心配で準備していたことがなくとも
十分に施術終えていたんじゃないでしょうか。



今回、Eduさんからタトゥーを彫るご依頼を受け
タトゥーを施術することになりました。

Eduさんが求められているデザインの方向性と、
私自身のスタイルが合致したというのが、すごく重要な点だったと思います。

オーダーされるデザインのイメージが手に取るようにわかるというような感覚で
デザインを準備しました。

施術は長時間に及びましたが、
Eduさん自身も、仕上がりに大変ご満足くださいました。





By 椋妃

Tattoo Art Works Al-Haut
http://www.al-haut.com/
by alhaut | 2007-03-02 20:10 | Edu(ALMAH/)タトゥー



大阪の女性彫師 椋妃(Ryoki)アメリカ村に構えるショップAl-Haut(アル・ハウト)を拠点に、日々の出来事を記します。
by alhaut
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
ブログパーツ
  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。
カテゴリ
Tattoo(タトゥー作品)
In progress タトゥー途中経過
タトゥーを彫る人、日常
ドイツでの日々
Tattoo Journeyタトゥー旅
タトゥーを彫るまでの流れ
Tattoo convention
(Brazil)ブラジルタトゥー旅
Diary(日々の出来事)
Edu(ALMAH/)タトゥー
Events(イベント)
デッサン
Painting
お客様へお知らせ
旅の道中、車窓
以前の記事
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 04月
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧