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Deutschlandと私
 今年の6月、ドイツのタトゥー雑誌「Tattoowier(タトゥヴィアー) Magazine」の日本特集の中で、記事として取り上げていただきました。

日本国内で入手できない雑誌で、編集部から雑誌を送っていただきまして、
遅ればせながらですが、PDFファイルにして記事を掲載しました。

☆ Tattoowier Magazine

ご興味をお持ちの方はぜひご覧ください。




私にとって、ドイツは『特別な土地』。

10代の頃はドイツのへヴィメタルが好きで、
(代表的なところでHELLOWEENなどその他いろいろ聴きながら)
いつか(音楽を聴きに)行ってみたいとドイツに思いを馳せていました。

20代のはじめ、初めてタトゥーの仕事に興味を持った時、
様々なスタイルのデザインがあることを知りました。

それらの中で、強く心に残ったデザインは、ファインラインで、
ものすごく好きだと感じたものは、
ドイツ人タトゥーアーティストの彫るタトゥーでした。

アウトラインがきつくなく、色彩が豊かで写実的、
タトゥーというよりも紙に絵を描いたような絵画的な風合いで
とても魅力を感じました。

「いつか自分もこういうデザインを彫れるようになりたい」

駆け出しの頃、この仕事を志し実際に彫りだした時、
常に理想として頭にあったのはこういう思いでした。

仕事の方面からも、
「ドイツへいつか行ってみたい!」
という思いがつのり、ようやく2003年6月、
初めてのドイツ旅に出ることになりました。

この旅が、私とドイツの縁を今につなげる『始まりの旅』となりました。

その時出会ったハンブルクとベルリンのタトゥーアーティストさんとは
今も連絡を取り合っていて、05年に訪れた時の
ベルリン滞在中はホームステイをさせてもらいながら
みなさんのお仕事を見学させてもらって、ハンブルクでは
たくさん予約を取っていただいて(^^)、
みっちりとお仕事をさせていただきました。



私の旅日記、話せば長くなります。

今回は、たくさんのストーリーは割愛して、写真を掲載したいと思います。
Tattoowierのインタビュー内では、彼らに出会ったことなどが
書かれています。

また、別の機会に、ドイツ旅をここに書きたいです。


☆Hamburg

まずは、私のドイツとの縁のきっかけとなった、
ハンブルグのタトゥースタジオTattoo Nouveauの彫師Robert(中央)
Endless PainのFrank(左)とお客さんのHans。


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スタジオのメンバーのみなさん。

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Hansに牡丹の花を彫りました。


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誕生日記念タトゥーを彫ったお客さんとその友達たち。
女子学生特有のキャピキャピ、ワイワイしたノリで
彫ってる間ずっとみんなに囲まれてました^^

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☆Berlin

こちらは、ベルリンにあるタトゥースタジオFUR IMMER(フュアイマー)

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FUR IMMERはドイツ語で「Forever」という意味です。
中央の男性が、オーナーのFide。



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アットホームなスタジオで、みんな陽気です。
ピアッサーのChandler(左)とタトゥーアーティストのIban。


スタジオの隣にはカフェがあって、彫ってる途中の休憩でお茶したりと
みんなの憩いの場となっています。

ベルリン滞在中はJan(ヤン:左)とそのご家族に
たいへんお世話になりました。

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カフェの中で、Edith(イディット:右)のお客さんたちと。
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女性タトゥーアーティストのSabine(ザビーネ:左)
彼女の作風が大好きで、いつか会いたい憧れの人だったのですが、
本当に偶然、FUR IMMERでゲストで滞在中に出会うことができました。

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03年のはじまりの旅から、みなさんと交流を続けて今に至ります。

Tattoowier Magazineに記事が掲載された時
みんなとても喜んでくれて、感想などを知らせてくれました。

私にとっても、遠く離れたドイツの友人たちと再会するような
素敵な出来事となりました。



彼らとは、本当に自然な流れで偶然の一致や共通点があったりと
なにかと、自分の縁がドイツにつながっていく様な気がして
驚かされます。

この距離感を飛び越えて、偶然の一致が起きるというのは
本当に不思議です。

そのつど、ドイツは私にとって特別な土地なんだろうなぁ、
という思いになります。



By 椋妃

Tattoo Art Works Al-Haut
http://www.al-haut.com/
by alhaut | 2007-08-28 10:22 | Tattoo Journeyタトゥー旅
外国のお客様
 先日、スウェーデンからタトゥー施術の依頼が入りました。

8月25日から始まった世界陸上大阪大会を観戦に、
12歳の息子さんと一緒に日本に来るので、
その期間にタトゥーを彫りたいということでした。

一度お電話でお話をし、その後はメールでデザインのご相談を
やりとりしました。


8月24日に大阪に到着、その後、早速ご相談にスタジオに
親子で来られました。
やはりメールよりも、直接お会いしてお話を伺った方が
話を進めやすいです。


打ち合わせ終了後、お客さん、
『お勧めの和食の店』を教えてほしいとお尋ねになったので、
私のオススメのおすし屋さんをご紹介することにしました。

が、今回初めての日本旅行、到着後すぐに私のところへに来ているので
地理のことはまったくわからないでしょうから、説明するのがタイヘン。
まどろっこしいので(^^)直接ご案内することにしました。


お目当てのお寿司屋さんは千日前にあります。

アメ村を出発し、御堂筋をわたり、心斎橋筋商店街を通り抜け
道頓堀を経由して千日前というルートで道案内をしました。

タトゥーの打ち合わせ終了後、私ツアーガイドに変身してました(笑)

街を案内しつつ、迷わないようにポイントを地図に書き込んで
説明することに。


まずは、心斎橋筋商店街へ。

「ここはとても大阪で有名な商店街。
さまざまなお店があるところです」

なんとも。。。
非常に平易な英語でのご説明(笑)

この雑然とした街がとても印象深いご様子でした。


過去に、お客さんは、息子さんと東南アジアのほうにも
旅行に出られたそうで、

「大阪の街はシンガポールやマレーシアとは、(同じアジア地域なのに)
まったく趣が違うなぁ」

と興味津々。



商店街を抜け、まぁ、お約束なのですが、ひっかけ橋へ。

ここからは、有名なグリコの看板が見えるので

「ここが有名な日本のお菓子メーカ、グリコのアスリートの看板」

と看板指差して私が、ぎょっ!とびっくり。。。


なんと、世界陸上のユニフォームにチェンジしてました。

イベントごとがあると変わっているのは、毎度お馴染みのことですが
こう、じかに見ると面白いものですね。
その点も、しっかりご説明しました(笑)


引っ掛け橋を越えたら、道頓堀です。


24日はちょうど週末、いつもどおり大勢の人で賑わっていたのですが、
ここは、いつにもまして外国人観光客さんが多かったです。

もうわんさか!!という感じで、外国のTVクルーもいました。
本当に、多国籍な人々で、相当ごった返していました。

おぉ、世界陸上効果、すごい!



道頓堀を東へ行こうと、かに道楽の前へ。

すると、 かに道楽のカニまで、甲羅に『ニッポン頑張れ』とかなんとか
書いたユニフォームを身につけていました。。。

ということは、もはや、見るまでもないことですが、食い倒れ人形も…


やっぱり世界陸上仕様で太鼓たたいてました (T∇T)ノ



そりゃぁ、TVクルーも取材したくなりますよね。
この異様なテンションを持った街並み。

大阪が地元なので、こういうのはあまりにも
馴染みの深いものなので、またやってるわ~
と冷静に見て流してしまうようなものですが、
直接現場に行ってみると、非常に面白いです。


私、大阪生まれの大阪人間ですが、
かなりウケてしまい、心の底から
『 大阪っておもろいっ!』と思ってしまいました。

なんというのでしょうか、
この大阪人の『いちびり』の精神とか
わかってるけどやってしまう度の過ぎたノリ、
ええ感じです。これこそ大阪です。


当然、このテンションでお客さんにご説明していました。

お客さん、、
「ストックホルムとまるっきり違う!!!」

と大喜びでした。
息子さんが、目を輝かせているのが私的には嬉しかったです。



道頓堀を抜けて、お気に入りの
おすし屋さんを案内したのですが、ちょうど道頓堀にある
金龍ラーメンが目印になりそうだったので、
お客さんの持っている地図に書き込んで、説明していたら
息子さん大のヌードル好きだそうで、ラーメンに興味を持ってしまって、
お寿司が金龍ラーメンに変更になったようでした。

うーん、なんだかなぁ。。。 (´・ω・`;)


私は案内だけして、すぐお店に戻ったのですが、
到着後すぐのこの大阪案内はかなり印象的だったようで
よかったです。

大阪大好きといっていました。とても嬉しいです^^


今日は、デザインの最終確認で再び打ち合わせを しました。

施術は今週末にありますので、またお客さんの了解が取れましたら
こちらでご報告できればと思います。





By 椋妃

Tattoo Art Works Al-Haut
http://www.al-haut.com/
by alhaut | 2007-08-27 04:37 | Diary(日々の出来事)
聖母子のタトゥー
 現在取り掛かっているタトゥーの途中経過です。

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男性のお客さんの背中に、
イエスキリストを抱く聖母マリアのタトゥーを施術しています。

もともとタトゥーを彫ることに興味があり、
一生消えないものを彫ってしまうのなら
自分にとってかけがえのないものである家族、家庭、
それらを大切にしたい想いから聖母子のデザインを選ばれたそうです。

マリアの方がようやく形となってきたので、その一部をアップしました。
今後、顔の方にも色を入れてゆき表情を仕上げています。

お客さんのイメージに適う慈しみ深い雰囲気が伝わるものにしたいです。

羽織っているローブ、装飾品の色入れが終わってから、イエスのほうへ
色を進めていくので完成はしばらく先になりそうです。



By 椋妃

Tattoo Art Works Al-Haut
http://www.al-haut.com/
by alhaut | 2007-08-23 12:49 | Tattoo(タトゥー作品)
8月12日 タトゥー撮影会&お食事会
先日の日曜日、恒例のタトゥー撮影会とお食事会を開きました。

今回は3名の女性客さんが撮影をなさいました。


お食事会のほうは、おふたりのお客さんが合流して5名での
ミニパーティとなりました。

フレンチの創作料理を食べながら女5名、わいわいと
タトゥーをテーマに語り合いました。


お食事の最後は、チョコレートフォンデュのデザート。


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チョコレートが滝のように流れるチョコレートファウンテンには、
みなさん子供のように目を輝かせていました^^

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素敵なデザートでした。


撮影会の模様はまた改めてご報告したいと思います。





By 椋妃

Tattoo Art Works Al-Haut
http://www.al-haut.com/
by alhaut | 2007-08-20 11:46 | Events(イベント)
フクロウのタトゥー
女性のお客さんのふとももに、フクロウのタトゥーを施術しました。

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一生消えないタトゥーを彫るために、持ち続けたい彼女の意志があり
そこから選んだデザインがフクロウでした。


一般的に広く知られている事柄ですが、
フクロウは、ギリシア神話では知恵、知識、学問、芸術を司る女神
アテナの使いとされています。
そこから、フクロウが学芸,知恵の象徴といわれるようになりました。

フクロウの持つシンボルの意味合いをご説明し、
彼女の意志にはふさわしいデザインかもしれないですね
とお話しながらデザインに取り掛かり、何度か施術のセッションを重ねて完成しました。


フクロウは、鳴き声が、
「ゴロスケ、ホー、コー」と聞こえることから、フクロウのことを
「ゴロスケ」と呼ぶ地域も日本ではあるそうです。


それで、彼女もこのタトゥーのことを『ゴロスケちゃん』と名付けました*^^*

施術後、傷の手当てをし、それが治癒していくごとに愛着がわき、
鏡を見ながらいつも頭を撫でるのだそうです。


施術した私の方も、彫ったわが子(タトゥー)の行く末が気になるので
このフクロウのタトゥーを可愛がってくだるので、
とても嬉しくなります。

タトゥーは彫り終えるとお客さんと一生共にあり続けます。

タトゥーを彫る時間というのは、長い一生の間ではほんの一瞬ですが
その短い時間がとても印象深い時間となります。

そんな、お客さんにとっての大切な時間を
タトゥーを通して持つことができて本当によかったなぁと感じます。

Tさんお疲れ様でした。
ゴロちゃんが道を照らしますように!




By 椋妃

Tattoo Art Works Al-Haut
http://www.al-haut.com/
by alhaut | 2007-08-19 10:43 | Tattoo(タトゥー作品)



大阪の女性彫師 椋妃(Ryoki)アメリカ村に構えるショップAl-Haut(アル・ハウト)を拠点に、日々の出来事を記します。
by alhaut
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