ベルリンデイオフ、居場所のことを考える
2日間のベルリン、デイオフ。
ゲストワークで、他都市での仕事が
メインなのでベルリンではほとんど仕事をいれていない。

ここでは生活するために必要な事務手続きなどのチェック、
家事、個人的なことに時間を費やしている。

一か月中、3週間がゲストワーク、
一週間がベルリンというのが今のライフスタイル。

基本的に旅が好きなので繰り返しの移動は
全く苦にならず、
他都市での仕事はとても充実している。

引っ越せば良いじゃないかと
言われそうだけど、
ベルリンでの生活がとても肌にあうので
決心ができない。



ベルリンはドイツの首都でありながら、
四角四面の融通の効かない頑固なドイツ人気質というものがない。
(あるのはあるけど、全くもってマシである)

その上、多国籍なのでオープンマインド。
まるでドイツの国とは思えない雰囲気は
他の地域では絶対に感じることができない
居心地の良さである。

私のメインの仕事場はケルン。
毎月二週間はそこで仕事をするので、
アパートを探せば良いのだが、
街の中心部の住居は家賃が高く、
その上、部屋の倍率が高いので、
なかなかアパートを手に入れることができない。

(仕事場に徒歩5分がベストなので、
そういう物件は一応チェックはしているが、
まぁ来年からで良いかと本腰いれず。)


二週間の生活は、ホテル代のほうが安くついてしまうという状態だ。

ホテルについては、
長期滞在による値引き交渉をしたので、
リーズナブルな価格にしてもらっている。
メッセの時期以外はホテル(メッセは繁忙期なので値引き料金が適応外)、
メッセ時期はタトゥースタジオとタイアップしている旅行者用アパートを利用している。

ケルンで開催されるメッセ(数日続く見本市や会合)などイベントの時期は、通常ホテルもアパートも部屋代が二倍以上に高騰するのだか、
このアパートは、タトゥーショップが借りる場合のみ固定料金を適応してくれるので、
メッセ時期はアパートを利用して、ゲストワークをしている。

不特定多数が利用するアパートよりも、
清掃が常に行き届き、不特定多数の気配を完全になくしたホテルのほうを利用したい性格なので、似たような価格で少し高くつくだけならホテルをできるだけ利用するようにしている。


ゲストワーク旅を続けて二年ほど。
今年はケルンが固定の場所になったので
旅の段取りはとても楽になった。


先日、British Lionに一緒に行ったオーナーから

「ベルリンが住みやすいとか、グズグズしないでケルンに移住しなよ!(ライブもいっぱいあるよ)」

お酒を飲んで、ライブでロックンロールだったというのもあるけど、そういう一言が飛んできた。

でも、やっぱり、まだ決めることができない。

私の人生の目的は、タトゥーを彫ること。
毎日タトゥーを彫れたら幸せ。というもの。

変わった考え方かもしれないが、
自分の居場所というものが、
自分の心の中にあるのならば、どこにいても
どんな環境でもいつも同じ状態で仕事をできるように自分を対応させたい。


そうやってきた(つもり)なので

特別ひとつのところに居場所を決めなくてもいいだろうと考えている(今のところ)


ゲストワーク生活が長くなりすぎたせいで、
安住、安定、固定の場所にこだわりがなくなってしまった。

それで、今、これからどこかひとつの場所に落ち着くという考えが持てなくなっている。

安住の場所探し以外に、
別の目標が心にあるので、生活拠点の大移動という案件に時間が裂けないというのもあるのだが…

日本ではタトゥー彫師という職業について
奇異な見方が大多数であろうが、
タトゥーは立派な技術職である。

タトゥーという仕事を選び生きている私は、
手に職を持っているので、ドイツで独立して
地に足をつけて生きることができている。

私の就労ビザには職業はタトゥーアーティストと明記され、社会的に認められた職業である。

この仕事で人生を生きることができて本当に良かったと思っている。



椋妃(Ryoki)

※現在、日本ではなくドイツでタトゥーの仕事をしています。
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ウェブ: http://ryokitattoo.com/
フェイスブック: https://www.facebook.com/ryokitattoo/
インスタグラム: https://www.instagram.com/ryoki_tattoo
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by alhaut | 2017-08-15 00:36
<< 個人的に思うこと 現在進行中のタトゥー190:鯉... >>



ドイツで活動中の大阪出身の女性彫師椋妃(Ryoki)です。 2001年から2011年まで、大阪心斎橋のアメリカ村で タトゥーショップを経営していました。ドイツでのタトゥー仕事、日々の出来事を記します。
by alhaut
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