リンブルクでのゲストワークが終わる今日は、フランクフルト近郊のオーバーウルゼルという町に行き、Taunus Metal Festivalというメタルフェスに参加する予定でした。
フェスティバルの名称は、
フランクフルト近郊に広がる山地Taunus(タウヌス)に由来します。
ドイツローカルと欧州のスラッシュメタル、ヘヴィメタル、パワーメタルバンドが集まった
トラディショナルメタルのフェスティバルで1月から楽しみにしていました。
今日のトリ、ヘッドライナーは
エピックパワーメタルと銘打ったWIZARD。
このバンドが観たくて…。
2000年からアルバムを聴いているにも関わらずライブを観たことがなかったので、今日は絶好のチャンスでした。
それなのに、それなのに、
フランクフルト中央駅からのローカル市電の
Sバーンがトンネル工事で閉鎖中。
ライブ後の深夜にフランクフルト中央駅に
戻ることができないという不運に遭遇。
地下鉄で現地までは到着できるものの、
23時がフランクフルト中央駅に戻る最終時刻。WIZARDの出演時間は23時…。
フェスに行っても、観たいバンドか見れないという悲劇。
ベルリンから自身のメタルレーベルでブース出展しているメタルヘッズの兄貴と
ベルリンに戻る段取りをしようにも私の大きなスーツケースをレーベルの音源と一緒に積むことができなかったので、
中央駅から鉄道に乗る手はずは変えられず。
フェスで、フランクフルト方面に戻るドライバーとなる仲間も発見できず…。
フェスに参加しない友人が、ユーバー(一般人がタクシー業務を行う格安のタクシーのようなもの)を探してくれたものの、その地域にはユーバーが存在せず…。
どこをどうみても自力でたどり着けないので、参加を断念しました。
WIZARD,年に数回のフェスティバルでのショーという、あまりアクティブな活動をしていないようなのでショーを観るご縁に巡りあえるのか、なんとも微妙です…。